C#ATIA

↑タイトル詐欺 主にCATIA V5 の VBA(最近はPMillマクロとFusion360APIが多い)

比較的最近まで知らなかった操作の数々

ここ一ヶ月ぐらいあまりやらないモデリングをたっぷり行いました。
恥ずかしながら、比較的最近まで知らなかった操作の数々です。

・ドラフト - ニュートラル面による選択
こんな感じの97角形(100以下の最大素数)に、勾配付ける場合有りますよね?
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(無いです)以前であれば、1/97の形状を作って勾配つけて円形パターンして
ましたが(恐らく式を使って行わないと、綺麗に一周しないはず)天面指定する
だけOKで楽です。
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・シェル - 外側の厚み
黄色のBodyをパッドで作った上で、パッドが延長したような
青色のBodyを黄色のBodyと連動するような形で作りたい時がシバシバあります。
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以前は黄色のBodyを "リンクの結果" でコピーし平面を作成。厚みを付けて
平面でカットしてました。
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シェルを利用すると、内側を0で外側を任意の厚みにし、除去するフェースを
延長する方向以外の面を指定すると同様の連動したBodyが出来ます。
良くこんな方法を思いつくなぁ・・・。

・ポケット - サイドを反転
具体的な例があまり良くないのですが、これはかなり以前から知っていました。
こんな感じのXY平面からもZX平面からも三角形の形状を作るような場合です。
(要はパッド一発で作れない形状です)
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以前であれば、両方の形状を個別のBodyでパッド作成しブーリアンの積で作って
いました。
ポケットを利用すると、どちらかの形状をパッドで作成した後ポケットを "サイドを反転"
させることで作成出来ます。
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タイプを "最後まで" にすると、修正した際にも必ず連動してくれるので
根拠の無い大きな数値を利用しなくて済むメリットは大きいように感じています。
"ソリッドを合成" 使うと一発なんですが、そこは何故か使わない・・・。

・スケッチ拘束 - 半径/直径
あまり図面からモデルを作る事が無いのですが、左のような図面に対して
右のようなスケッチを作るのは、個人的に好きじゃないんです。
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直径で指定されている寸法を、勝手に半径として拘束しているのが
イヤなんです。(数字を見て判断してしまうので見間違える)

以前は、ムリムリ式を作ったりしていたのですが、軸を利用すると
簡単に直径で指定できます。
拘束を作成する際、軸と外形線を選択し決定する前にコンテキストメニューを
表示させ "半径/直径" をクリックすることで "D" 付きの拘束になります。
(右側の D 40 のような感じ)
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軸があれば、シャフトを行う際も勝手に軸を判断するので楽です。
・・・丸いものじゃなく、対称形状のようなものでも使っちゃってます。

・スケッチ拘束 - 直径時 素直に式が作れない
こんな感じのスケッチ拘束があります。
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"長さ.9" の拘束を編集するために定義(又はダブルクリック)して
ダイアログを表示させ、値部分でコンテキストメニューを表示させると
一番上に "式の編集..." が表示され式が利用できます。
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半径指定している "半径.10" も同様です。
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ところが、直径指定している "半径.11" や、先程書いた軸を利用した
"オフセット.13" は "式の編集..." が表示されないんです。
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この前は "直径は式が利用できないのかぁ" と諦めちゃったのですが
ダイアログを表示させずに直接拘束のコンテキストメニューの深いところに
"式を編集" がある事に今気が付きました。
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但し、数値としては半径の値となる為、注意が必要そうです。
(マクロ的には半径管理されているのは、薄っすら知ってます)

・スケッチ - ユーザーパターンのスケッチの "形状セット変更" が出来ない
これはリリース依存している感じですが、R2015(R25)でのお話です。
ユーザーパターン結構便利なので使うのですが(ここなさんは使わないって書いてました)
こんな感じの場合です。
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"スケッチ.1" は配置する為の点のみスケッチで、"スケッチ.2" は形状の為の
スケッチです。モデリングルールとして "スケッチは形状セットに入れておく" と
なっている場合、"スケッチ.2" はコンテキストメニューで "形状セット変更" を
利用して形状セットに入れる事が出来ます。
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ところが、ユーザーパターンで使用した "スケッチ.1" は "形状セット変更" が
出てきません。
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古いリリースでは出来ませんが、無理やりD&Dで形状セット入れる方法
でも "スケッチ.2" はできますが、 "スケッチ.1" はコピーされて新たなスケッチが
作成されてしまいます。(使わない理由はこの辺かも)
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結局上手く出来る方法が見つからず、置換で対応するしか方法が
無さそうです。

念のため、R2017(そういえばR2018が届いていないような・・・)で
試した所、Treeの状態が異なりました。
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こちらではD&Dで移動可能でした。

・面取り - 境界エレメントが無い
あまり面取りを使わない(面取りとしてではなく、別のことでは使いますが)
ので、気が付きませんでした。
フィレットは任意の稜線の途中まで範囲を指定して作る事が出来ます。
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面取りもフィレットと大差無い機能だと思い込んでいたのですが、
”境界エレメント” が無いんですね。
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これも簡単に出来そうな方法が見つからず、遠回りな方法で
行いました。付けてくれても良さそうな感じするのですが・・・。