C#ATIA

↑タイトル詐欺 主にFusion360API 偶にCATIA V5 VBA(絶賛ネタ切れ中)

テキストコマンド3

こちらの続きです。
テキストコマンド2 - C#ATIA

ここまでは順調とまでは行かないものの、新たな発見や今まで手に入らなかったものが
入ったので、苦痛ではなかったんです。問題はここから。

一番悩み進展しないのが、各Inputsに値を設定する方法です。
f:id:kandennti:20200605193540p:plain

イロイロと眺めているとこの辺りに該当するコマンドがそろっていそうな雰囲気は
感じ取りました。
Fusion360_Small_Tools_for_Developers/TextCommands_txt_Ver2_0_8176.txt at master · kantoku-code/Fusion360_Small_Tools_for_Developers · GitHub


「A」は前回のデータを見ると
"id": "Path"
"type": "Nu::Components::ChainSelectionCommandInput"
です。 最初の例ではコマンド実行前の事前選択で回避しているのですが、
事前選択無しだと、こんな感じで可能でした。

Commands.Select <InputsID> <ONK>

区切りはスペースで大文字小文字無関係だと思います。
この「ONK」が何の略称か不明なのですが(オブジェクト、何とか、カンとか、、、)
取得方法は選択状態にし、

ObjectPaths.Onk 

をテキストコマンドで実行。「ONK::」で始まる長ったらしい戻り値全てが「ONK」に
該当するようです。

 
続いて「B」と「F」の
"id": "SWEEP_CHAINING_OPTION","PIPE_HOLLOW_OPTION"
"type": "Nu::BoolValueCommandInput"
ですが、Type名から比較的予想しやすいです。

Commands.SetBool <InputsID> <0 or 1>

<0 or 1>は 0-OFF で 1-ON です。(ひょっとしたら0以外がONかも)


さらに続いて「C」と「E」です。
"id": "SWEEP_POP_ALONG"
"type": "Nu::Components::PointOnPathCommandInput"

"id": "SectionRadius"
"type": "Nu::RealValueCommandInput"
今まで気が付かなかった、、、Typeは違うのですが、数値の設定を考えれば
予想が付きます。

Commands.SetDouble <InputsID> <double>

double は 実数(pythonなら float) です。 テキストコマンドは不思議なことに
文字列でも数値でも同じ用意記述します。
(文字列を"でくくったりする必要が無いんです)


最後に「D」と「G」です。
"id": "infoSectionType","infoBooleanType"
"type": "Nu::DropDownValueCommandInput"
ドロップダウンして任意の項目を選択出来るものなのですが、これの設定を
切り替える方法が未だに見つかりません。(SetDropDown~みたいのが無い)

無い知恵絞って色々と試してはいるのですが、どうしても切り替わって
くれないんです。正直、こいつが最近の憂鬱の原因です。

APIで公開されており、非常に似ているものがあります。
「DropDownCommandInput」です。
Fusion 360 Help
似ているって言うか、恐らく同じものだと思います。

こちらの場合は、Listから選択するような操作になるのだろうと思うのですが、
それっぽいものもテキストコマンドでは見つからなく、息詰まった状態です。

ん~書きたかった事を全て書ききれない。 のでまた次回。