C#ATIA

↑タイトル詐欺 主にFusion360API 偶にCATIA V5 VBA(絶賛ネタ切れ中)

テキストコマンド4

こちらの続きです。
テキストコマンド3 - C#ATIA
今さらなのですが、続きを書き忘れていました。

未だに「DropDownCommandInput」の切り替え方法が見つかりません。
その為、一連の手順を含め、APIフォーラムに丸投げしてみました。
Use TextCommands - Autodesk Community
誰か見つけてくれるだろうか?


で、このブログに書き損ねていたことを書いておきます。

これまで "Pipe" コマンドを例に説明しましたが、私もPipeFeatureを作る事に
大きな意味は無いと思っています。
しかし、不明な部分があり不完全ですがGUIの操作と同等の処理が出来る事を感じることが出来ると思います。
私は全てを試した訳ではありませんが、APIの提供されていないワークスペースでも
スクリプトやアドインの開発が可能なのではないか? と強く感じています。

又、上記の例では、"コマンドを実行する" 事に重点を置いて記載しましたが、
TextCommandsには他にも多くの機能が有るようです。
リストを見ても
・FusionDoc - Drawing関連のようです。
 "ExecuteAcadCommand" を利用し線を描くことが可能で、ファイルにも保存されることは確認しています。
・PCB
・SheetMetal
・Sim~ - シミュレーション関連だと思います。
これらを利用すると、コマンドを実行するだけではなく、既存のデータ内の値を取得することが
可能かも知れません。


但し、私も試した際に注意すべき事が幾つかあるように感じました。
・TextCommandsは不安定
コマンドの使い方が間違っているのか?機能しないコマンドなのか?わからない事が多数あります。
又、Fusion360がクラッシュしたり、文字が一切アウトプットされない状態になったり
と言う事も何度も有りました。(Fusion360の再起動するしか回復方法がありません)

APIのオブジェクトやメソッドとして機能が提供されているのであれば、APIで処理すべきです。


・Updateで変更される
中にはUpdateにより変更されるコマンドも有ります。
もちろん予告無しで変更されるため、最新バージョンで確認する必要がありそうです。