C#ATIA

↑タイトル詐欺 主にFusion360API 偶にCATIA V5 VBA(絶賛ネタ切れ中)

シミュレーションスクリプトへの第一歩

Fusion360APIはデザイン(スケッチ・サーフェス・ソリッド・構成要素・Assy)とCAM
しか現在はサポートされていないのですが、シミュレーションを!と言うお話です。

実際の所APIで提供されていない為、現状TextCommandsを利用する以外の方法は
無さそうです。

GUI(手動)で操作した際、こんなドでかいダイアログが出てきます。
f:id:kandennti:20200824184214p:plain

これ邪魔なんです。APIではここの画面から進めないんです。
困った末、イロイロと試したところ、少しづつわかりました。

あくまで開いているドキュメントが1個だけの場合ですが、シミュレーションケースを
持っていない場合、TextCommandsのAsset.Listを実行するとこんな感じです。

Asset.List 
Here are the assets in memory:
Asset name: FusionAssetName, Type: FusionAssetName, Sub-type: , Document name: 無題, AssetGuid: ab2ef1b1-a3bb-4682-ad17-1feefd5bae72 [Active] [Visible] [Dirty]

続いてシミュレーションのケースを作成すると

Asset.List 
Here are the assets in memory:
Asset name: FusionAssetName, Type: FusionAssetName, Sub-type: , Document name: 無題, AssetGuid: ab2ef1b1-a3bb-4682-ad17-1feefd5bae72 [Visible] [Dirty]
Asset name: Simulation Studies, Type: Simulation Studies, Sub-type: , Document name: 無題, AssetGuid: ca9bc5fe-11f8-4f20-ab1c-216b2dcb1ca6 [Visible] [Dirty], 1 refdAssets:  [Asset: SimulationModelAssetSubtype, Document: 無題] 
Asset name: SimulationModelAssetSubtype, Type: FusionAssetName, Sub-type: SimulationModelAssetSubtype, Document name: 無題, AssetGuid: cd5d6117-7cb6-4253-92fb-672846c5a534 [Visible] [Dirty], 1 refdAssets:  [Asset: FusionAssetName, Document: 無題] 
Asset name: シミュレーション ケース, Type: シミュレーション ケース, Sub-type: , Document name: 無題, AssetGuid: 21dc4639-9f7e-470f-bd6f-e480ba5d1620 [Active] [Visible] [Dirty], 1 refdAssets:  [Asset: SimulationModelAssetSubtype, Document: 無題] 

見にくいのですが、Assetが1個から4個に増えるんです。ヒントはここにありました。

AssetはAPIには無いので非常に理解しにくい部分です。
Fusion360は多種にわたるワークスペースがあり、図面以外は1つのDocument(f3dファイル)として
扱われています。このDocument内の各ワークスペース毎のデータがAssetなのではないかな?
と思っています。

よく見るとAssetを作成するコマンドが有ります。
Fusion360_Small_Tools_for_Developers/TextCommands_txt_Ver2_0_8176.txt at master · kantoku-code/Fusion360_Small_Tools_for_Developers · GitHub
そこで、事前にシミュレーション用のAssetを作成し、ワークスペースを切り替え
シミュレーションのケースを1個作ってしまえば良いのではないのかな?
と思い、試したところ上手く出来ました。
Re: Running Secondary Script - Autodesk Community
文字で書くほどすんなり出来たわけじゃないんですけどね。

f:id:kandennti:20200824190209p:plain
訳有って熱解析のケースを1個作った状態なのですが、あの邪魔くさいダイアログを
回避してこの状態までたどり着けます。(言語設定の依存無しで動きました)

ここからモロモロ条件の設定とソルバーの実行まで出来るのかなぁ・・・。