C#ATIA

↑タイトル詐欺 主にFusion360API 偶にCATIA V5 VBA(絶賛ネタ切れ中)

穴テンプレートのオペレーション部を考える1

本題の前に、誤った情報の修正です。
API以外で"穴テンプレート"と"テンプレート"の違いを見つけられない
ような記述を以前しましたが、テンプレートライブラリで見分けられる
ことが分かりました。


同じ工程を"穴テンプレート"と"テンプレート"を作りました。
左が"穴テンプレート"で、右が"テンプレート"です。
"穴シグニチャ"が表示されると"穴テンプレート"です。
・・・シグニチャ、慣れない言葉です。

結局は、この辺りでやっている情報でしょう。
穴テンプレートの形状部分を真似る - C#ATIA


で、本題。
"穴テンプレート"の場合、各オペレーション毎に以下のようなものが
追加されています。(これはドリルです)

    <holeData operationType="drill" toolDiameterRatio="1.000000" version="1.0">
      <holeMapping>
        <segment index="2"/>
      </holeMapping>
    </holeData>

"holeMapping"タグ内は、前回までの形状情報のどの部分の加工を行っているか?
をインデックスで表現しているだけだろうと思います。
"holeData"タグの属性ですが、"version"については無視して良いだろうと
判断しています。
"toolDiameterRatio"は穴テンプレートを作る際に形状の穴径と工具の直径の
比率になっていました。恐らくこの数値を元に工具を検索しているのだろうと
思います。
例えば、M6の下穴(φ5)のドリルオペレーションはこの様な記述です。

    <holeData operationType="drill" toolDiameterRatio="0.833333" version="1.0">

5/6=0.833333・・・なのでOKですね。

"operationType"については謎だったのですが、書いているうちに
おぼろげに分かり始めました。
GUIのダイアログの"サイクルタイプ"のような気がしています。

但し、APIで取得するパラメータの値をそのままでは無いようです。

全てを取得する方法は無さそうなので、全種類作って
穴テンプレートを作ってみて調べ出す必要がありそう・・・。

1つ進めると3つぐらい疑問や調べる事が出てくるので、
全然先に進めていないです・・・。