C#ATIA

↑タイトル詐欺 主にFusion360API 偶にCATIA V5 VBA(絶賛ネタ切れ中)

奇妙な歯車7

こちらの続きです。
奇妙な歯車6 - C#ATIA

やっとver0.0.3でコンポーネント(オカレンス)に対応しました。
GitHub - kantoku-code/Fusion360_RollingCircleTranscription: It transfers the shape by two circular motions.

f:id:kandennti:20201125100610p:plain
赤:ルートコンポーネントの原点
青:ターゲットサークルのコンポーネントの原点
緑:ベースサークル・プロファイルのコンポーネントの原点
の状態です。こちらの "example_use_occurrence.f3d" がそのようになっています。
Fusion360_RollingCircleTranscription/RollingCircleTranscription/example at main · kantoku-code/Fusion360_RollingCircleTranscription · GitHub


以前は青・緑がルートコンポーネントの原点と異なる位置に存在していた場合は、
とんでも無く違うところで処理されていたのですが、見た目通りに
作成されます。
又、今まで作成結果はルートコンポーネントに作成されていましたが、
ターゲットサークルのコンポーネント内に作成されます。

このアドインを使用して、本当に異形歯車を作るのであれば、
ベースとターゲットは異なるコンポーネントで作成するのが普通です。
(ジョイント・モーションリンクを利用する場合は、当然そうなるはずです。)

やっと対応出来ました。NativeObjectとProxy、深い位置のOccurrenceの3D Matrixは
理解していたつもりでも、毎回悩まされます。
忘れないうちに、ババッとまとめて書き残しておきたい。