C#ATIA

↑タイトル詐欺 主にFusion360API 偶にCATIA V5 VBA(絶賛ネタ切れ中)

対称部品の図面を描く2

こちらの続きです。
対称部品の図面を描く1 - C#ATIA

素直な方法を思い付きました。こう言うことはPCから離れた時に
思い付くんですよね。(不思議)


1)まずPartファイルで形状を作成。
これは "Base_Model.CATPart" とします。

あぁ画像は使いまわしです。

2)新たなPartを作成し、"Base_Model.CATPart" から
"リンクの結果として" でコピペします。
こちらは "Base_Finish.CATPart" とします。
将来、何かあった時の為にワンクッション入れておいた方が
良さそうな予感しかしていないので、こんな感じです。

3)"Base_Finish.CATPart" で図面を作成します。
こちらは "Base_Finish.CATDrawing" とします。

4)ここで保存管理を利用し、それぞれを別名で保存する
・"Base_Finish.CATPart" -> "Mirror_Finish.CATPart"
・"Base_Finish.CATDrawing" -> "Mirror_Finish.CATDrawing"

5)"Mirror_Finish.CATPart" をミラーします。

6)"Mirror_Finish.CATDrawing" を更新。

後はモロモロ整えるだけ。


ファイルの依存関係はこんな感じです。

良く考えれば、これが一番素直な方法ですね。


〇メリット
・両モデル共、変更に寸法が追随する。
・仮に変更後、完全にミラーでは無くなった場合、"~_Finish" に差分を作れば済みそう。

〇デメリット
・ファイル数が増える。(結構影響あるかも・・・)
・"Base_Finish.CATDrawing" を作る段階で、これに気が付くかな・・・。
 ※対称部品の有無に関わらず、必ずワンクッションのPartを作って、Draw作る様な
  マイルールにしておけば良いのかな?


取引先にデータを渡すけど、履歴見られたくない場合は、
"Base_Finish.CATPart" と "Base_Finish.CATDrawing" を渡すだけで良さそう。