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Fusion360CAM イビツな材料からの粗加工経路作成

こんな形状を元に、Adaptive Clearingな経路を作りたいと
思っていますが、恐らく実際には加工しないです・・・。
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Adaptive Clearingな経路のメリットは、antecさんのブログを
一通り読まれると良いかな? と思います。
ものを削って過ごす
恐らく日本語では一番詳しく書かれていると思います。


セットアップを新作し、材料サイズはとりあえずこれぐらいです。
後でちょっと確認したいことがあったので。
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3Dの "負荷制御" を作成します。 個人的なのですが
この呼び名だと、どんな経路が出来るのか想像し難いの
ですが・・・。

まず「工具」タブです。通常のエンドミルにしました。
社内的には "フラットエンドミル" と呼んでいるのですが、
"スクエアエンドミル" と呼ぶのが世間一般的かと思っていました。
Fusion360では "フラットエンドミル" なんですね。
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「図形」タブです。加工する領域は "シルエット" にしてみました。
他はチェックを外します。
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「高さ」タブはデフォルトにしたので、割愛。
「パス」タブです。恐らく出来上がりはここの設定が一番
影響しそうな予感です。 トレランスや残り代も重要だろうと
思いますが、 "最適負荷" と "最大粗取り切り込みピッチ"
に注目。(この表記もわかりにくい・・・)
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工具の径や刃長を変えると、これらの数値が変更されるん
ですね。 以前チラッと試した際には気が付かなかったの
ですが、各項目の設定値は "式" が利用できるようです。
これは便利ですね。

例えば、"最適負荷" の値部分でコンテキストメニュー(右クリック)を
表示させると、一番下に "式を編集" が表示されます。
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これをポチッ押せば、組み込まれている式が表示されます。
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"tool_diameter * 0.4" なので工具径の40%がデフォルトの
値になるようになっていました。
"tool_diameter" のシステム変数名のような一覧表はHelpとかに
記載されているのかな? きっとHSMWorksと同じで大丈夫だと
思うのですが。


「リンク」タブもとりあえずデフォルトにしたので割愛で、OKを
押すと計算がスタートします。個人的には結構処理は速いと
思っています。 で、結果はこちら。
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こんなの見せられても、わからないですね。
まぁとりあえず作れました、と言うことです。



僕が確認したかったのは、材料の設定部分です。
下の画像の左側の形状を加工する際、右側のような材料
から削り出す事がシバシバあるんです、ケミウッドだと。
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Fusion360は、一つのファイルに複数のボディを持たせるには
新たにコンポーネントを作成して作業するのが、正攻法なんですかね?
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最初のセットアップの "ストック" タブの "モード" を "ソリッドから" に
変更し、先程作成した材料となるボディを指定しました。
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先程作成した "負荷制御" に赤いビックリマークが付くので、
再度計算させます。
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先程、「図形」タブの "取残し加工" のチェックを外したため
チェックを入れ画像のような設定にしてみました。
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最初の状態にもよりますが、場合によっては一度編集に入り
OK を押すだけになるのですが、複数工程有ると面倒です。
まとめて再計算させる方法あるのかな?
で、再計算の結果がこちらです。
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画像の角度が悪くて申し訳ないのですが、一応材料として
存在しない部分の経路(空振る部分)は作成されなくなりました。
右下辺りの開放されている部分の経路が、細かすぎる・・・。
と思っていましたが、加工領域をチョロチョロ変更したら
まともなものが出来ました。
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材料のモデルが悪かったので、外側まで加工しちゃってますがw