PowerMillのNcプログラム出力先のフォルダは、デフォルトでは絶対パスでプロジェクト内に
記録されています。正直、相対パス設定の方が使いやすいのですが・・・・。
プリファレンスで出力先を
{project.path}\ncprogram\{ncprogram}
としておけば、現行のプロジェクトフォルダ内の "ncprogram" フォルダに
出力されると以前サポートさんに教わりました。
新作のものは良いんですよ。
困るのは古いプロジェクトを流用した場合です。
既に作成済みのNCプログラムの場合、出力先ががっちり絶対パスになっており
うっかり出力すると、とんでもない所(設定された古いパス)に書き出されます。
出力先のフォルダが無い場合、エラーや警告が出るとありがたいのですが、
新たにフォルダを作成してしまい、何食わぬ顔で処理を進めてしまします。
そこで、作成済みのNCプログラム全ての出力先を書き換えるマクロを
(やっと)作りました。
//pm2019 macro //NcProgram_PathChange.mac ver0.0.1 //NCパスを現行プロジェクト以下に変更 // //------------------------------- //ver0.0.1:完成 //------------------------------- Function Main(){ //toolpath int cnt = size(folder('ncprogram')) if $cnt < 1 { message info 'NCプログラムがありません' } //確認 string list ncs = extract(folder('ncprogram'), 'name') string msg = '以下のNCプログラム出力先を修正します' + crlf $msg = $msg + join($ncs,crlf) + crlf $msg = $msg +'宜しいですか?' bool yn = 0 $yn = QUERY $msg if not $yn { return } //書き換え string ncpath = '{project.path}\ncprogram\{ncprogram}' foreach nc in $ncs { EDIT NCPROGRAM $nc FILENAME $ncpath } message info 'Done' }
実際の場面で、作った事を思い出せるかな・・・。