こちらの続きです。
ほぼプルリバースエンジニアリング8 - C#ATIA
もうちょっと部品的で簡単なものを・・・と思い、こちらをお借りしました。
Free CAD Designs, Files & 3D Models | The GrabCAD Community Library
こちらはクワッドメッシュ経由でプルしたもの。
作業時間は、確か10分ぐらい? 30分もかかりませんでした。
こちらはメッシュスケッチを利用しつつ、途中から面倒になり
目見当で作り上げたもの。
大体半日ぐらい。精度がかなり悪いのが本音です。
メッシュとの一致率は、圧倒的にクワッドメッシュ経由の方が高いです。
しかし、"どっちのデータが欲しい?" と問われれば、
間違いなく後者です。
個人的な思いですが、メッシュとの一致率より修正が行いやすいデータの
方が好まれるはずです。
リバースエンジニアリングモデリングの正解は、あの部品を作成した際の
CADデータです。しかし再現するのは、ほぼ不可能です。
恐らくあのクランクシャフトのパーツは、鍛造・鋳造品だと思います。
ブランクCADデータを作り金型データを作成。
↓
金型を加工(ここの誤差は少ないはず)
↓
成形(ここで大きく誤差が含まれる)
↓
実際に使用(多少の傷が含まれる)
↓
3Dスキャン(ここでもソコソコ誤差が含まれる)
の手順で得られたスキャンデータとすると、誤差に誤差を上書き
した状態で、正解の程遠くなるはず。
その為、メッシュとの一致率はそれ程重要じゃないと
考えているのですが、世間の皆様はどう考えるのでしょうか?
このデータバラまいたら、仕事に繋がるかな?