以前試した際に上手く行った同一平面上に無い4点から、この点を
通過する球体の作成方法です。
考え方を変えれば、この4点を頂点とする4面体の外接球です。
まず点1,2,3を通過する平面（平面A）を作成し、
平面A上に点1,2,3を通過する円弧をスケッチ(スケッチA)で作成。
同様に点2,3,4を通過する平面（平面B）を作成し、
平面B上に点2,3,4を通過する円弧をスケッチ(スケッチB)で作成。
スケッチA,Bそれぞれの円弧の中心からそれぞれの平面方向に
直線（直線A,B）を作成。
・・・ほぼ同一の位置で例としてあまり良くなかったなぁ。
直線A,Bの交点を作成。
実はこの点が外接球の中心となります。
何処でも良いのですが、点1,2,交点を通過する平面を作成し、
スケッチで交点を中心とし、点1を通過する円弧と
交点を通過する軸を作成。
後は先程のスケッチから回転でボディを作成すると
4点を通過する球体の完成です。
最初の段階で3点通過の円弧を作成していますが、この中心点は外心と
呼ばれるものです。正しくはこんな方法で作成します。
外接円、外心について
でもCADの場合、3点通過の円弧を使えば簡単に描けるので手間を省けますね。
Fusion360だと手間なのですが、CATIAの場合であればパワーコピーを
作っておくことが可能です。（かなり前に作りましたが、使う機会無し）
本当はこちらを解決しようと思いやっていたのですが
解決済み: 円を見つける - Autodesk Community
これを5点で外接球の中心を2個作り、この2個を結んだ直線が
円に見える方向かなぁ と予測していたのですが、駄目でした。
スケッチだけ駆使して求めるのは無理なのかな？
