C#ATIA

↑タイトル詐欺 主にFusion360API 偶にCATIA V5 VBA(絶賛ネタ切れ中)

続 Autodesk Fusion 360 Post Processor Utility

こちらの続きです。
Autodesk Fusion 360 Post Processor Utility - C#ATIA

今後の為にもうちょっと試してみました。
サイドバーなのですが・・・
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"FUNCTION LIST" については、かずばんさんのサイトで詳しく説明されているので
ご覧ください。
Fusion360 ポストプロセッサ徹底解説・関数│じじぃの引出し


"CNC SELECTOR" ですが、前回は "bore.cnc" を選びましたが
"toolchange.cnc" を選ぶと、再度ポスト処理され結果が変更されます。
なるほど、修正しながら即処理結果が表示されると言う仕組みの様です。
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"MACHINE SELECTOR" は、処理させる機械の選択だと思うのですが
実際のポスト処理はcpsファイルによって切り替えるはずです。
マシニングの場合は3軸だとあまり関係無い様な気もしますが
5軸だとAC(head-table)とかが関係あるのかな?
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こちらは機械を変更するだけでは再ポスト処理されず、一度保存する
と反映されました。


"POST PROPERTIES" はGUIのポストプロパティの事の様です。
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全部あるのかな?ちょっと少ない様な気もしますが。
こちらはコードを修正しなくてもプロパティの値を変更出来ました。
ここも変更即反映ではなく、保存する必要があるっぽいです。

結局、保存がイベントトリガーとなって再処理されているような
気がしてます。



結果的にプリントデバッグしか出来ないので、何らかのそれらしい
ものを仕込んでおく必要があるのですが、log(ログファイルに書き込み)
とwriteComment(NCファイルに書き込み)だけ覚えていれば良い気がします。
(他にもdebug,writeln,Function writeDebugがあるようです)
問題はログファイルなのですが、ポスト処理が成功すると一瞬だけ
表示されてみる事が出来ません。
探したところ、NCファイルと同じテンポラリーフォルダ内に出来ていました。
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処理後のファイル(debuggedfile.nc)のタブを右クリックの
"エクスプローラで表示する" を選択するとフォルダが開かれ
その中に "debuggedfile.log" があるので、こちらがポスト処理の
ログファイルになっていました。



これらを利用すると、以前より楽に修正出来そうです。